初めてのFXは「ドルと円」から

ここ数年、非常に強い人気を集めているFXですが、これから始めてみようかなという人や、最近はじめたばかりという人もいると思います。
FXは、異なる二つの通貨のペアを売買し、変動する相場のレートのその為替損益を利用して利益を求める投資取引になります。
ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、簡単に言うと、通貨というものを売ったり買ったりして儲けを出しているのです。
この通貨ペアですが、幾らかの種類があります。例えば米ドルと円、ユーロと円、米ドルとユーロなど組み合わせも様々で、業者によっては数十種類を銘柄として用意している所もあります。

色々あると迷ってしまいますが、始めたばかりの頃は米ドルと円の組み合わせが良いと言われています。
これには明確な理由があり、米ドルは世界で一番に流通している通貨で、基軸通貨とも呼ばれていて、世界の為替相場の基準となる通貨になっていること、円は国内通貨で馴染みがあり、なおかつ世界で米ドル、ユーロに続いて大きな流通量を誇っています。
実はこの流通量に最大の秘密があり、まず、流通量が多いと値動き安定しやすく取り引きが行いやすくなります。
別の言い方をすれば、値動きが小さいので利益と損失が出にくくなっています。利益を大きく求めたい場合には不向きかもしれませんが、FXでは信用取引を行い小さな資金で、大きな投資を行えるレバレッジという仕組みがありますので、こういったものを利用すれば利益を少しでも大きくすることができます。
損失が小さいという事は、それだけ背負うリスクが少ないという事ですので、はじめたばかりで失敗をしてしまったとしても、取り返しがないような事態になるケースを少なくすることができるのです。

また、為替相場のなかで大きな流通量を持っていると、投機的な取り引きの思惑で通貨の値を変動させられにくいという利点があります。
米ドルと円はどちらもたくさんの通貨が流通していて、輸出入などの決済にも実際に使われています。もしこれが、流通量が少なく、あまり使用されていない通貨になると、一部の投資家の投機目的に利用されるケースがあり、一時的に大量の資金を投じられて値動きを急激に変動させられてしまうこともあるのです。よくわからない初心者の頃にこうしたケースに出くわすと、予期せぬ値動きにより、大きな損失を背負わされてしまうこともあります。
米ドルと円、この二つの通貨はとても安定しています。為替レートの動きも緩やかで、他の通貨ペアのように目まぐるしい値動きをしないので、じっくりと時間をかけて分析を行えます。
日本とアメリカは経済の上においても、その他のシーンにおいても、非常に密接な関係にあり、現地のニュースや情報なども比較的簡単に手に入ります。こうした情報は分析をする上で最大の武器になりますので、これを元にしっかりとした予測を立てて投資をすることが可能であり、実戦と訓練を兼ねたFX初心者の投資取引にはぴったりなのです。